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つゆつきのつまみ細工~オリジナル小物づくり~

つゆつきのつまみ細工~オリジナル小物づくり~

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古典的なつまみ細工のほか、普段使いにもぴったりなカジュアルラインのオリジナル作品がKITTE展示会でも大好評を博した「つゆつきのつまみ細工」。つゆつきの土田由紀子先生にお越しいただき、オリジナル小物をつくる体験イベントを大阪梅田店で開催いたしました。

夏越の祓である6月30日は照りつける太陽が体力を奪う30度超えの真夏日となりました。参加者さまの涼やかなきもの姿が癒しですね。会場の大阪梅田店には、色とりどりの端布のほか、ピンセットやボンド、ハサミにCDケース?!が並び、いつもとは全く違う雰囲気が漂っております。
本日ご参加の皆さまに挑戦していただくのは、“丸つまみ”と呼ばれる折り方でつくる、つまみ細工の帯留や根付、ヘアアクセサリーなどのオリジナル小物。
3センチ角にカットされた端布から、花びらとなる5枚を選んでいただきます。同系色で揃えたり、アクセントとなる色を混ぜたりと花びらのイメージを膨らませます。

教えてくださるのは、つゆつきのつまみ細工作家・土田由紀子先生。

基本の丸つまみの方法を端布に見立てた大きな紙とピンセットを使い、わかりやすく丁寧に説明してくださいます。・・・が、初めて体験する参加者さまの頭上には「???」とハテナマークが飛び交い、「先生!もう1回!」「はいはい、いきますよー」という光景が何度も繰り返されたのでした。

選んだ布の厚みなどによっても、若干難しさが変わってくるようですが、次第に皆さまコツを掴まれてきたようで、ピンセットを上手に使い、1枚ずつ花びらを完成させていきます。先生は普段、糊を使って花びらを留めるそうですが、今回はすぐにお持ち帰りいただけるように、ボンドと速乾性の接着剤を使用します。

花びらを広げる際や、ボンドをつける作業は用意されたCDケースの上で行います。このためのCDケースだったのですね。このあたりから、皆さま作業に夢中になるあまり、カニを食べているかのごとき充実の無言タイムに突入。

5枚の花びらが出来上がると、同系色の共布の上にボンドを伸ばし、花形に並べます。花びらをどんな順番で並べるのかもここで決まります。

固定する前に、先生が少し手直しをしてくださるのですが、グッとバランスがよくなったお花を見て、皆さまの表情がパッと明るくなります。
「ただの端布から綺麗なお花が生まれる瞬間が、つまみ細工の楽しいところなんですよ」と土田先生。
あらかじめ用意していただいた「剣つまみ」の葉っぱも添えて、いよいよ後半戦。

花芯となるビーズやパールを選ぶのも、センスの見せどころ。全体の印象を大きく左右するので、あれこれ試して、お互いに感想を求めたりしながら納得のいく一粒を探します。

裏側の共布のはみ出した部分を丁寧にハサミでカットしたら、根付けや、帯留め、ヘアアクセサリーへと仕上げていきます。根付けを選ばれた方は、タッセルのお色味でもうひと盛り上がり!

個性あふれる花が咲きそろいました!

接着剤がある程度乾いて、持ち運びができるようになるまで、しばしお茶をしながら皆さまでご歓談。先生の作品を写真に収める方も続出でした。
なお、先生は7月末に日本ヴォーグ社より4冊目となるつまみ細工の著書を上梓されるご予定。
今回のワークショップをきっかけに、おうちでもつまみ細工を楽しみたいというお声も多くいただきました。

ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。

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