奈良市生まれ。
1997年、映画『萌の朱雀』で長編監督デビュー。同作が、第50回カンヌ国際映画祭カメラ・ドールを史上最年少で受賞。
2007年、映画『殯の森』で第60回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞。
2015年、フランス芸術文化勲章“シュヴァリエ”を受章。
2017年、『光』で第70回カンヌ国際映画祭エキュメニカル賞を受賞。
2020年、第73回カンヌ国際映画祭CANNES2020に選出された『朝が来る』は、第93回アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表に選出され、日本アカデミー賞7部門で優秀賞を受賞。
2022年、フランス芸術文化勲章“オフィシエ”を受章。
2010年から「なら国際映画祭」を立ち上げ、次世代の育成にも力を入れる。
2025年大阪・関西万博のシニアアドバイザー兼テーマ事業プロデューサー、ユネスコ親善大使、奈良県国際特別大使を務める。
2025年秋には新作劇映画公開予定。

能楽シテ方金剛流師範、公益社団法人能楽協会会員。故宇高通成師に師事。
2006年熱田神宮能楽殿に於いて、能「花月」にて初シテ。その後は毎年行われる名古屋能楽堂での若鯱能及び、定例公演に出演他、2008年より海外での能楽公演、ワークショップ（フランス、ベルギー、米国、スロベニア、韓国他）のアレンジメント及び通訳兼アシスタントを多数務める。
学生時代は、米国、仏国にてコーポリアルマイムを研究、実践。米国Pitzer大学にて文学士号、京都芸術大学大学院にて芸術修士号取得。
また大学講師としては、2006年より京都精華大学にて、6年間シナリオ技法(演劇)の講義を担当。その他、米国Pomona大学、日本福祉大学、至善館大学院大学に招聘され、ゲスト講師として登壇する。
2016年に京都市が発足した、京都市認定通訳ガイド（第一期）としても活動し、海外ツーリストの京都での特別な文化体験のプロデュースや、国際会議の際のＶＩＰレセプションやパーティーでの京都市長及び各国大使などの歓談通訳も務める。