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【てんびん座】ふわりと風が渡るような爽やかさ 「12星座で選ぶ、わたしに一番似合う着物」vol.4

【てんびん座】ふわりと風が渡るような爽やかさ 「12星座で選ぶ、わたしに一番似合う着物」vol.4

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京都きもの市場の膨大な着物・帯・小物のなかから、毎月、その星座に似合うコーディネートをSayaさんが提案していく連載。今月は「てんびん座」です！

2024.08.22

よみもの

【おとめ座】丁寧な日常や細やかな手仕事を愛する 「12星座で選ぶ、わたしに一番似合う着物」vol.3

それぞれの星座に似合う着物を

「かに座、しし座、おとめ座と3つの星座について、似合う着物を考えてきましたが、今回はてんびん座です」

と、アストロロジー・ライターのSayaさん。

Sayaプロフィール

Saya プロフィール

1971年、東京生まれ。京都在住。1994年、早稲田大学卒業後、編集者を経て、フリーランスに。2008年より、『エル・デジタル』（ハースト婦人画報社）で星占いの連載を始め、現在も続く長期連載に。2021年より着付けを習い始め、きものの魅力に目覚める。好きが高じて、『LEEweb』（集英社）で「運のよくなるおとなのきもの遊び」をスタート。オール私物できもの体験談を語っている。著書に、『星の道を歩き、白魔女になるまで〜わたしの「物語」を見つけると人は癒される』（説話社）他。

「てんびん座」におすすめのコーディネート

てんびん座

「星座には守護している惑星があるのですが、てんびん座のそれは、金星。愛と美を司り、神話ではヴィーナスが当てられます。

そんなてんびん座さんは、”美人の星座”とも言われるんですよ。てんびん座の女優さんには松島菜々子さん、石田ゆり子さんなどがいらっしゃいます。押し出しが強いわけではないけれど、誰もが好きになる、憧れるような方たちですよね。

そんなてんびん座さんですから、きっと何でも似合うのですが、ご本人はあまり派手なものは好まないかもしれません。

爽やかなペールトーンの付け下げや、あまり大柄ではないけれど、美しく染め上げられた友禅の訪問着。紬であっても、ふわりと風が渡るような爽やかな雰囲気のものがきっと着ていて、落ち着くのではないかと思います」

【コーディネート1】リズミカルなペイズリー柄の生紬に、塩沢の帯を合わせて

てんびん座さんは、アイコンが天秤という言わば機械であるように、スタイリッシュなデザインを好む傾向が。

こちらの着尺は、京都鷹が峰・しょうざんの生紬。写実的なタッチより、リズミカルなペイズリー柄がてんびん座さんの心をとらえそう。

2020.06.05

よみもの

座繰りの玉糸が生む”しょうざん生紬”の素朴 「つむぎみち」 vol.3

独特のハリのある織地は、単衣にお仕立てするのにもぴったり。越後十日町・林宗平工房の塩沢紬の九寸名古屋帯を合わせて、すっきりと。

2020.07.03

イベント

林宗平工房「本塩沢の歴史と魅力」 プレミアム銀座イベント

てんびん座のコーディネート①アップ01
てんびん座のコーディネート①アップ02

【コーディネート2】きれいにまとまる上品な付下げに、モダンな袋帯を合わせて

華やかすぎず、控えめでありながら、きれいにまとまる付け下げは、どんな場面でも決して出しゃばることのないてんびん座さんにおすすめの着物。

名門・山口美術織物のこちらの付け下げ着尺は、灰みがかった水色と唐草の地紋がとても上品。

流行にも左右されないデザインで、一枚あると子どもの卒入学や友人の披露宴への出席などにも活躍しそうです。

ここでは織楽浅野さんの、モダンな袋帯を合わせてみました。

2022.11.13

まなぶ

お母様の付け下げをモダンに！ 「コバヤシクミのパーソナルスタイリング」vol.7

てんびん座のコーディネート②アップ01
てんびん座のコーディネート②アップ02

【コーディネート3】千總の訪問着に織楽浅野の袋帯で、スタイリッシュに

ベースにしたのは、京友禅の名門・千總さんの訪問着。華やかななかにも主張しすぎない柄行きがさすがと思わせてくれますね。

コーディネートの色数を増やしすぎないほうがてんびん座さんの好みにかなうはずと、上と同じく、織楽浅野の唐花模様の袋帯を合わせてみました。

シンプルでスタイリッシュな織楽浅野さんの帯を加えると、コーディネートがぐんとモダンな印象に。それでいて気負わなさもあるのが素敵です。

てんびん座のコーディネート③アップ01
てんびん座のコーディネート③アップ02

来月は、「さそり座」に似合う着物コーディネートを提案します。どうぞお楽しみに！

Sayaプロフィール

この記事の著者

Saya

1971年、東京生まれ。京都在住。
1994年、早稲田大学卒業後、編集者を経て、フリーランスに。
2008年より、『エル・デジタル』（ハースト婦人画報社）で星占いの連載を始め、現在も続く長期連載に。
2021年より着付けを習い始め、着物の魅力に目覚める。好きが高じて、『LEEweb』（集英社）で「運のよくなるおとなのきもの遊び」をスタート。オール私物できもの体験談を語っている。
著書に、『星の道を歩き、白魔女になるまで〜わたしの「物語」を見つけると人は癒される』（説話社）他。

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