アメリカ最古の公立図書館であるボストン・パブリック・ライブラリーの中には、実はとってもステキなティールームがあり、アフタヌーンティーをいただけるんですよ。

（この日、こちらに訪れたのは観光客の少ない朝一番の10時だったのですが……午前だとしてもアフターヌーンティーと呼んで良いそうです！）

それがコチラ、『コードヤード・ティー』！

数あるティーセレクションの中から、自分好みのお茶を選べます。おのおのティーポットに入ってくるので、かなりたっぷり楽しめますよ♪

私は、一杯目に「ブルーフラワーアールグレイ」というお茶をいただいたんですが、これが大当たり！！香り高く華やかで、かつスッキリ。お世辞抜きで、私が今までに飲んだアールグレイの中で一番おいしかったです。

もしこれからこの『コートヤード・ティー』に行かれる方には、ぜひこの紅茶をおすすめしたい！

ポットいっぱいのお茶を1人で飲みきれるとは思ってなかったのですが、あまりの美味しさに全部飲み干してしまいました。

なので、食後にもう一杯おかわり♪

なんと、抹茶ラテがあるではないですか！

アメリカでは、本当に美味しい抹茶ラテに出会える場所は数が限られています。本物の抹茶の味に飢えているので2杯目は迷わずこちらに。

こちらでも抹茶ラテは人気なんですが、ちゃんと抹茶の味がするラテは少ないんですよね……チェーン店なんかに行ったりすると、もはや抹茶ではなく、それはミドリ色した何かの液体……「ミドリ牛乳」と呼びたくなるレベルのマズさです。

ただ計算外だったのは、抹茶ラテも紅茶と同様なみなみのポットで来たこと（笑）。

カップで来るイメージしかなかった私にとってこれは、予想外のサイズ感。残すのも申し訳ないので、最後はなんとかカップ2杯を飲み干し、たぷんたぷんのお腹でティールームを後にしました。

ちなみに、食べきれなかったスウィーツは丁寧に箱に入れてお持ち帰りさせてくれますよ。アメリカはお持ち帰りが当たり前の文化なので、気軽にお願いできます。

（こちら以外で抹茶ラテを楽しみたい時は、必ずダウンタウンの『Ogawa Coffee』さんに行きます♪ こちらもオススメのお店です。）

京都に到着し、まずお会いしたのはこの方！「きものと」読者の中にもファンの方がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか？

京都祇園で伝説的人気を誇った元芸妓、紗月ちゃんです。

彼女はまわりを幸せにする笑顔と親しみやすい人柄で人気を博し、舞妓2年目の2013年からなんと7年連続で成績優秀者1等の快挙を達成された方。

私は「きものと」で彼女のことを知り、また紗月ちゃんも以前、私の夫の出演するブルーマン公演を観に来て下さっていたこともあり、ふとしたきっかけでメッセージのやりとりが始まりました♪

「いつかお会いしたいですね！」というメッセージを真に受けた私は、今回の帰国で京都に立ち寄ることになったので、「ぜひお茶でも♡」とお誘いさせていただいた次第です。

その後は、落ち着いた雰囲気の祇園のカフェ『万治』さんで美味しいコーヒーと絶品のモンブランを。

メイクや着物のコーディネートのお話しなど、会ったらぜひ聞いてみたい！と思っていた質問に気前よく丁寧に応えてくださいました。

そして街ブラしながらショッピングも♪

芸舞妓さん行きつけのお店も何軒か教えていただきましたよ！

購入したものは仕事で使うメイク道具なんですが、隣に可愛い紗月ちゃんがいるというだけで、ショッピングが100倍楽しく感じました♪

すなおちゃんにお会いするのは、2年ぶり2回目♪

すなおちゃんとお話しするときはいつも、話したいことがありすぎ＆楽し過ぎて、私ったらいつも呼吸が浅くなっちゃうんですよね。そして、興奮しすぎて絶対鼻の穴が広がってます！

後日すなおちゃんからも「笑いすぎて顔筋が筋肉痛なんですけど……」という最上級のお褒めの言葉をいただきましたよ（笑）。

今回、すなおちゃんが連れて行ってくれたのは『Aman Kyoto』さん。

もともとは西陣織の浅野家が所有していた邸宅をラグジュアリーな宿に改装し、街の喧騒から離れた森の中にひっそりと建つお宿は最高級の特別空間！といった雰囲気。

（こちら先ほどネットで検索しましたら……1泊60万円と出てきました！どうりで小市民の私は、この空間にいるだけで呼吸が浅くなったわけだ！）

もちろんお泊まりはできませんが（そのお金があったら、そのまま札束を握りしめて京都きもの市場さんに走り込み、きものを買います！）、今回はこの空間を充分に満喫できる併設のカフェへ。

絶品の苺パフェを、すなおちゃんとふたり、頬張りました。

苺パフェ越しの互いの写真を撮り合っては、

「あぁ可愛い！」
「あぁ美しい！」

を連発する私達。

「あれ、私たち気持ち悪い？」と我に返り……ようやく苺をもぐもぐ。

甘味が濃厚！めちゃくちゃ美味しかったです。

すなおちゃんは私にとって、きものの話、家族の話、仕事の話、夢の話、たくさんの話題を共有できる貴重な友。

「これからもこの道で互いに頑張っていこうね」と、最後は手を繋いでお別れ。またすぐに再会できますように！

私が「きものと」さんでコラムを書き始めて以来、どんどん京都とのご縁が深まっているような気がします。

アメリカのどんなに大きな都市に住もうと、私にとっては京都こそが”都”。この街の美しさと情緒は世界一です！

そして私たちきもの愛好家にとって、きものでお茶を楽しむという時間は、特別であり、日常をほんのちょっぴり非日常にしてくれる人生のご褒美のようなものですね。