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ゲスト・紗月さんときもので愉しむ！静岡店オープン記念パーティ

ゲスト・紗月さんときもので愉しむ！静岡店オープン記念パーティ

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まもなく開店2年目に突入する「京都きもの市場」静岡店。この度2024年4月に、1周年記念パーティの開催が決定いたしました！当日はどのようなイベントが行われるのか……昨年行われたオープン記念パーティの模様から、その雰囲気をお伝えいたします！

2024.01.25

イベント

京都きもの市場 横浜店1周年記念パーティー in 横浜ロイヤルパークホテル

もうすぐ2年目に突入！京都きもの市場 静岡店

「静岡店オープン記念パーティー」の模様

昨年4月、京都・銀座・横浜・博多に次ぐ「京都きもの市場」5つ目の店舗としてオープンした静岡店。この一年、店舗にはもちろんのこと、店長・高橋淳が主催する月1の恒例イベント「じゅんさんぽ」にも多くの方に足をお運びいただきました。

こうしたみなさまのご愛顧にスタッフ一同支えられ、静岡店はまもなく2年目に突入いたします。これを機に遅ればせながら、昨年開催されたオープン記念パーティーの模様をお届けいたします！

会場前にて記念撮影

会場前にて記念撮影

会場となった『ホテルアソシア静岡』は、JR静岡駅から徒歩1分という最高のロケーションに建つシティホテル。当日は地元の静岡のみならず、全国から30名以上のきものファンのみなさまにお集まりいただきました。

どなたも祝福ムードにあふれた装いでお越しくださり、スタッフの目頭も胸も思わず熱くなりました。

宴会場の前では、そんなみなさまの着姿を撮影。

着姿撮影会の様子

着姿撮影会の様子

きものファンの愛読誌『美しいキモノ』（ハースト婦人画報社）のプロのカメラマンさんにお気に入りの装いを美しく撮影してもらい、さらには写真データまでいただける！またとない機会です。

この着姿撮影会の模様は、同誌の秋号にも掲載されました。

撮影会の後は、いよいよパーティーがスタート！

まずは社長の田中からご挨拶。かねてより弊社をご贔屓くださった静岡のきものファンのみなさまの近くにお店をオープンすることができた喜びを語りました。

しかし、お店を出せたらそれで満足……ではありません。「どこで出すか、よりも誰がやるか」と田中社長。そこで顔が浮かび上がってきたのが、展示会部門の主任だった高橋です。

静岡店の店長に就任した高橋

静岡店の店長に就任した高橋

入社より14年、きものへの深い造詣を活かして、催事を中心にお客さまと向き合い、最良と思える提案を行ってきた高橋。「静岡店を任せられるのはこの人しかいない！」と幹部陣から満場一致で店長に選任されました。

乾杯の音頭を取る山口部長

乾杯の音頭を取る取締役部長の山口

そんな高橋と一緒に全国を回ってきたイベント企画の営業部長・山口からもみなさまへ感謝の思いを述べさせていただき、そのまま乾杯へ。

美味しいコース料理を味わいながら、一緒に静岡店の開店を祝っていただきました。

歓談中のみなさま

ご歓談中のみなさま。装いを拝見するのも楽しいひととき

スペシャルゲストは元芸妓の紗月さん

ゲストは紗月さん

乾杯の後はいよいよ、この日のメインイベントがスタート。今回は元芸妓の紗月さんがゲストとしてお越しくださいました！

2015年から2021年まで祇園甲部の人気芸妓として活躍した紗月さん。

引退後もご自身が11年間身を置いてきた「花街文化を後世に伝えていきたい」と、『きものと』でも、さまざまな伝統文化の担い手にお話を伺う連載企画でMCを務めていただいています。

ゲストの紗月さん

そんな紗月さんの着こなしは、きものファンの注目の的！田中との対談形式でその素敵な着こなしの秘訣に迫ります。

まなぶ

紗月さん出演のコラム一覧

大阪府藤井寺市ご出身の紗月さん。4人姉妹の長女として生まれ、きものと縁の深い人生を送ってこられました。

まず、お母様が大のきもの好き。晴れの日には必ず、家族揃ってきものでお出かけされていたそう。幼い紗月さんも、脱ぐのを嫌がるほどにきものが大好きだったようです。

そんな紗月さんは、テレビのドキュメンタリー番組で観た舞妓さんの姿に衝撃を受け、「私も舞妓さんになりたい！」と中学2年生の夏から祇園の置屋『つる居』で修行を開始しました。

紗月さんと田中社長の対談

『つる居』といえば、紗月さんをはじめ、多くの美人芸舞妓を輩出していることでも有名な祇園甲部の置屋さん。

舞妓さんに会いたくて祇園に通っていた紗月さんは、毎日花見小路に立っている芸舞妓さん好きのおじさま方と知り合いになり、それがきっかけでご縁が繋がったそう。これまであまり語られてこなかった衝撃エピソードに会場がどよめきました。

『つる居』との縁が繋がった経緯に会場はどよめき

『つる居』との縁が繋がった経緯にどよめく会場

その後、2011年2月28日にお見世出しをして舞妓デビュー、2015年2月23日に衿替えをして芸妓に。

『つる居』歴代の芸妓さんのように売れっ子にならなければ、というプレッシャーも強い精神力で乗り越え、祇園で年間売り上げトップの芸舞妓に贈られる「売花奨励賞1等賞」を7年連続受賞（！）という偉業を達成されました。

キュートなルックスと親しみやすい人柄で、テレビ番組の司会や雑誌企画などのメディアにも多数出演するなかで、「芸妓として活動する中で日本の文化を背負っているという気持ちが芽生えた」という紗月さん。

そのタイミングでタイの古都として知られるチェンマイを観光地としてPRするお仕事と出会います。

2018年10月には、PR用のポスターを撮影するためにタイへ。ちょうど現地は雨季で湿度の高い中、芸妓の姿で撮影した写真がこちら！

タイのチェンマイを観光PRするポスター

ヌンくんというゾウと撮影した迫力のあるこの写真は当時、「合成？」と話題になりました。

ゾウのヌンくんとの写真を6名様にプレゼント

今回はそんな貴重なお写真を6名様にプレゼントしてくださるということで、急遽じゃんけん大会を開催！一気に会場は大盛り上がりとなりました。

紗月さんとのじゃんけん大会

芸妓引退後、2021年9月にご結婚され、翌年にはお子さんが誕生。

一児の母となられた紗月さんは「汚れてもいいように」とポリエステルのきものをお召しになるなど、子育てをしながら柔軟に楽しくきものライフを送っていらっしゃいます。

元芸妓のREOさんがプロデュースした利休バックがお気に入り

そんな紗月さんのお気に入りがこちらのバッグ。

同じく祇園甲部に所属されていたお姉さん芸妓のREOさんがプロデュースされた利休バックで、苺とその周りに飛ぶ蜂が描かれています。大人可愛い雰囲気が紗月さんにぴったり。会場からも「可愛い！」という声が上がりました。

よみもの

REOさんのコラム一覧

1卓ずつお席を回られ、みなさまと記念撮影してくださった紗月さん

「これからもきものを広める活動で、小物一つとってもいろいろな職人さんが携わっていることを伝えていきたい」と紗月さん。

そんな紗月さんがMCを務めていらっしゃるYouTube連動の連載もまもなく3年目が終了、4年目に突入します！そちらも引き続きご注目ください。

まなぶ

紗月さん出演のコラム一覧

最後は紗月さんとの記念撮影を行い、メインイベントは終了。お忙しい中、会場に駆けつけてくださった紗月さん、本当にありがとうございました！

パーティ後半には、静岡店店長の高橋と京都店店長の髙島による抽選会を開催！

1等はパーティ会場である『ホテルアソシア静岡』で使えるお食事券、2等はきものファンに大人気の『道明』の帯締め、3等が便利な草履バッグセットと、今回も豪華景品が！

豪華景品が当たる抽選会の模様

見事、抽選に当たった方には壇上でコーディネートのポイントも発表いただき、イベントは大盛り上がり。

会場はみなさまの笑顔であふれました。

抽選に当たったみなさま
抽選に当たったみなさま

こうしてあっという間に楽しい時間は過ぎ去り、最後は高橋から就任のご挨拶が。

50歳という節目のタイミングで静岡に赴任が決まり、「五十而知天命 （五十にして天命を知る）」という孔子の論語の一節が頭に浮かんだという高橋。

最後に就任の挨拶をする高橋

「静岡に骨を埋める覚悟できもの好きのみなさまが集まっていただけるような店をつくり、来年の1周年記念の時にはさらに内容を濃くしたパーティーを開催したい」と熱い思いを語りました。

静岡店のオープンをお祝いするために会場まで足をお運びになってくださったみなさま、本当に本当にありがとうございます！

みなさまの笑顔あふれる会の模様

静岡店1周年記念パーティーのお知らせ

そんな静岡店からみなさまに新たなお知らせが。来たる4月7日、オープン1周年を記念するパーティーを開催する運びとなりました！

これまたJR静岡駅から徒歩1分の『ホテルグランヒルズ静岡』で日頃からお世話になっているみなさまと、ささやかですが祝杯を挙げたいと思っております。

当日は大好評企画である着姿撮影会はもちろんのこと、スペシャルゲストも登場予定です。詳細は追って発表いたしますので、お楽しみに！

「静岡店オープン記念パーティー」にて高橋店長

静岡店1周年記念パーティーの開催に際し、店長高橋にその想いを聞きました。

静岡店の店長に就任したのを機に、家族と離れて単身静岡へ渡った高橋。不安もありましたが、みなさまの温かいご支援のおかげで無事に楽しく1年を過ごせたそう。高橋主催のおでかけイベント「じゅんさんぽ」もありがたいことに好評で、多くの方にご参加いただきました。

オープン記念パーティーにて

こうして1周年を迎えることができたのも、ひとえにご来店いただきました方々や、遠くの地から静岡店を応援してくださったみなさまの支えがあったからこそ。高橋、そしてスタッフ一同、深く感謝しております。

オープン記念パーティーにて

2年目が“勝負の年”と意気込む高橋。

「1年目以上に静岡店のファンを増やし、毎日でも遊びに行こうと思える店づくりに取り組みます。そして、きものを静岡から盛り上げます！」（高橋）

また昨年8月より新たに静岡店スタッフとなった黒田からもコメントが。

静岡店スタッフ・黒田

提供／黒田

「静岡のみなさまと一緒に、これからもっともっと静岡店を盛り上げていきたいと思っております」（黒田）

今後は高橋と黒田を中心に、みなさまの素敵なきものライフをお手伝いしてまいります。

みなさまどうか、変わらぬご支援・ご愛顧のほどよろしくお願いいたします！

撮影／おがわしょうご

苫とり子

苫とり子

エンタメライター
1995年、岡山県生まれ。東京在住。OLから転身後、フリーライターとして「Real Sound」「AM（アム）」「Recgame」「アーバンライフメトロ」などに、エンタメ系コラムやインタビュー記事、イベントレポートなどを寄稿している

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